SD徒然日記

2006年2月  『八坂猫』目次にもどる  前月の日記を読む



2006/02/06 4:00

画像撮影を少しもしてなかったのと、
少し体調を崩していたため、
今日まで更新ができませんでした・・・。

「んと、やっとトップもヴァレンタインなのね」

「そう。某オフ会に行けなかった悲しみが
撮らせたわけじゃないんだけど(苦笑)」

「あずみさんのヴァレンタインのイメージって、
もしかして『エプロン』?」


「あ、それはあるかも
(と、過去を思い返すとエプロンものばかり・・・)」

「あたしは、エプロン、可愛くて好きー♪」

「私も好きー♪」

「わーい♪仲良し♪」

「・・・で、今回は、メイド?」

「そう。
『ご主人様、チョコレートをどうぞ♪』って感じ?」

「本当は、ティーセットもスタンバイしてたのよね」

「うん。ところが、
皿より重いものは、薔子が持てなかった(苦笑)」

「そういう風に育てられてるもん」

「(いや、その場合言うなら、
『皿』じゃなくて『箸』だろう・・・)」


「ま、薔子のメイドさんは、言ってみればコスプレだし?
義高、お茶入れてよ」

「なんでオレがっ!」

「だって、薔子に熱いお湯とか扱わせるわけにいかないし」

「オレならいいのかよっ」

「もちろん」

「・・・・・・」

「でもー」

「何?薔子」

「お紅茶は、義高くんが入れてくれるの、
あんまり美味しくないの・・・」


「こーの、正直者っ(笑)
いいよ、私が入れるから」

「(ほっ)」

「義高には、後で緑茶かウーロン茶でも入れてもらおう」

「結局、入れさせられるのか・・・(汗)」


うーむ。
薔子も、義高(?)も、高瀬も、
日記がなくて喋れないと、
それなりに物足りない体質になってしまってるようです(苦笑)

で、ちょこっと解説。
目次ページのトップ画像は、
まあ、見ての通りのメイド服です。
本邦初公開。

「でも、これ、普通のメイド服と違うのよねー♪」

そう。
ドレス部分とエプロンに技のあるセットなのです。
実は、そのどちらもツーピース。
トップは共通なんですが、
ドレスのスカート部分と、エプロンのスカート部分が、
ショート、ミディアム、ロングの3パターンあるのです。
どの長さでも可愛いのですが、

「『メイドさん』の基本イメージなら、ロングだろう!」

・・・というわけで、今回はロングバージョンです(笑)

薔子は、ショート丈もキュートなんですが、
どうもショートだと、『メイド』というより『ウェイトレス』なイメージなんです。
ウェイトレスももちろん悪くはないのですが、
やっぱりこう、
『萌え度』は、メイドが上かと(苦笑)

「・・・腐ってんな、相変わらず」

うるさいやい。


「久しぶりの洋装、嬉しいな♪」

「すまない、薔子。
撮影終わるまで、『華宴』を脱がせられなかったんだよ・・・」


で、2月トップが、先月作った華宴。
早春花とはまた少し違った紫地に、
花いっぱいの可愛い生地です。

「この反物、正絹で作ってくれたら、もっと泣いて喜ぶのに・・・」

「これでも、可愛いから好きよ?」

「うん。地紋に光沢もあって、華やかよね。
これで正絹だったら、
迷わず自分の着物か羽織にしてるね(笑)」

「むっ。あたしがポリなのに、
あずみさんが正絹なんて、ずるいっ」


「いや、これ、仮定の話だし(苦笑)
それか、もう1本、同じ反物があってもいいわよね。
これなら、ポリでもいい・・・
というか、旅行とかならポリの洗える着物や羽織は重宝だし。
あの着物屋さんに行ったら、
値引きはもうないけど、色違いならあるかも・・・
うーーーん(妄想)」

「あ、色違いでお揃いも素敵!」

「可能性は高いの。
実は先日、ある別の着物屋さんで、
花宴の色違いが、半幅帯になってるのを発見したのよね。
ちょっと複雑だったわ。
帯にする前に、反物で譲って欲しい(笑)」

「帯って、最終形態だもんね」

「そう。まず着物で着て。
次に羽織にして。
最後は帯になる・・・
うーん、着物って無駄がない」

「でも、あずみさん、そうやって、
着物から羽織に作りかえたりとかは、
したことないよな?」


「ないよ。
だって、まだ着物の状態で『着倒した』までいったのないし」

「『着倒す』前に飽きてんじゃねーの?」

「それもあるかも(苦笑)」

「ところで、あずみさん?」

「何かな?」

「2月のお着物はどうなったの?(にっこり)」

「えーっと、その、
2月上旬完成予定です・・・(汗)」

「もう2月上旬だってば!」

「中旬までにはなんとかなるかなあ、
といったところ。
現在中断してるけど、
一旦再開したら、それなりに波に乗って縫えるはずだし」

「お休みしてる期間、長すぎ!」

「もうちょっとだけ、温かく見守っておくれ・・・(汗)」


そうそう。
2月のトップ画像のもうひとつのポイントは、
バックに使用してる障子衝立。
以前からこういうのが欲しいと思っていたのですが、
ようやくGETいたしまして。
なかなか、着物が映えて美しいです。
薔子は立つのが苦手なので、
今回座って使用しましたが、
立っても使えるだけの高さがあります。
今後もどんどん使っていく予定ですので、
「また同じの使ってる・・・」
とか思わずに、見守ってくださいませ。
何せ、元はとらんとね(笑)

さらに追記。
目次トップの画像の背景布に使用したのは、
知る人ぞ知る、くろすろーどのアリス柄。
お人形用のワンピースや着物にしてる方も
ネットやイベントで何人も見かけています。
高瀬も、これで薔子とせいらの服を・・・
と、なんとあと白と黒の3色所持してるんですが、さて。
一体いつ薔子たちの洋服に化けることができるでしょうか・・・(汗)


2006/02/07 0:32

うーん。
昨日、わざわざロング丈スカートで『メイド』を主張していたのに、
全身像がなかったことに後で気が付きました(汗)

というわけで、改めまして、
薔子メイドのヴァレンタイン仕様です。




メイドなら、足元は、ストラップシューズが正しいと思うの!
編み上げショートブーツでも可、だけど。

最近思うのは。
私にとっての『メイド』というのは、
あくまでも「記号」なんだなー、ということです。

メイドや料理人がいてくれたら、
それはもう最高ですが、
メイドの場合、料理人と違って、
その存在意義は(あくまでも高瀬にとって、です)、
コスチュームにあるのだと(爆)

いやさー。
掃除やら給仕やらはしてもらえなくても問題はないけど、
料理は死活問題だし?


ついでに言うと、私には、
「ドジっ子路線」や「眼鏡っこ路線」への萌えはありません。
メイドには、ただひたすら、
かわいく美しく、かつ有能であって欲しい・・・。
(だから、『エマ』じゃなくて、『シャーリー』なんだな)

そんなわけで。
薔子のメイドっていうのは、
コスプレの域から逸脱してないはずです。

・・・あんまり、
メイドとして有能とは思えない(苦笑)
まあ、薔子の属性は、お嬢様だからなあ・・・。

そういう意味では、義高の方が有能なはず。
さすが、サーバントの鏡(笑)


「・・・いつまでもいい気で発言してんじゃねえよっ(怒)」


2006/02/09 3:43

・・・疲れました。
帰宅して、4時間。ぶっつづけで・・・

「はっ!まさか、あたしの・・・」

「まあ、薔子のと言えるかも」

「?お着物、縫ってくれてたんじゃないの?」


「残念ながら、別口」

「4時間ぶっつづけ・・・あずみさんが・・・
ということは、分厚めの小説を一気読みしたんだろう!」


「ぶーっ。
一気読みしたら、それくらいかかりそうな小説本(上下巻)は
GETしてきたけどねー」

「じゃあ、なにしてたの?」

「ひたすら、磨いてました」

「・・・何を?」

「落札した、雛道具の漆器」

「・・・そういうの、楽しい?」

「まあ、時には、それなりに(苦笑)」


そろそろ、ひな祭りを視野に入れているので、
雛道具をいくつか落札したりしてます。

そのうちのひとつが今日も届いていて。
昭和初期の道具で、
オークション画像でもあまりきれいには見えなかったのですが、
サイズが良くって&価格が良くって(笑)
納得して入手。

手元に届いたそれは、
塗りが剥げてるのは仕方ないとしても、
なんだか、どよ〜ん、としていて
(それも予想内だったけど)
とりあえず、乾いた布で拭いてみる。

・・・あまり、代わり映えがしない(汗)

ネットで漆器の取り扱いを調べて、
ぬるま湯で洗ってみる。

少し、きれいになる。
(しかし、一部の塗りが、剥げる・・・汗)

古い漆器の取り扱いを検索してみる。

謎の液体(?)を合成して、
塗っては拭き、塗っては磨き・・・を繰り返す。

4時間後。
開封したころより倍は光ってみえるようになった。
めでたし、めでたし。


「あのさ。
ひな祭りトップ用の構図は決めたって、
前に言ってたよな?」


「うん」

「そこに、この漆器の出番、あるのか?」

「(きっぱり)ないっ」

「・・・・・・」

「それ、意味ねーんじゃ?」

「んー?
トップじゃなくっても、我が家のひな祭りネタとしてなら、
なんとかできないかなあ、って考えてるとこ」

「後先考えてから入札しろ・・・(脱力)」

さて、本末転倒でも、
何かネタを考えないとね?(苦笑)


ちなみに。
高瀬は掃除は嫌いですが、
磨くのは結構好きです。
むかーし、レストランでバイトしたときも、
銀のティーポットを磨いて楽しかったです。
(カトラリーは、あまり楽しくなかった)
でも、思いました。
銀器って、実用にはあまり向かないかも・・・と。

銀器など自宅では縁がないから、
どうでもいいことですけどね。

そう言えば、
優秀なバトラーは、その家の銀器を
磨きあげるのも仕事だったような・・・?
(うろ覚えです)


2006/02/12 1:00

なんと言いますか、心地よい疲労感に包まれています。
趣味の合うお友達との、楽しい1日を過ごして参りました。

もう、日頃のストレスぶっ飛んで、
ナチュラルハイで終日過ごしました。
ほとんどアルコールも入ってないんだけど、
人間、雰囲気だけでも酔えますからね。
しかし、なんだか喉が痛いです・・・。
明日、声が出なくなってたらどうしよう(汗)
しかし、これだけ遊んでも、
まだ話し足りないんですよね。
愛してるから、また遊んでね、皆様♪


9日の夜。
先日入手した小説を読み始め・・・
上下巻通して読みきったら、8時間くらいかかりました。
ええ。
気が付けば、朝の6時・・・(滝汗)
なんか、本読むの、遅くなった気がします。

で、読んでいたのは、
マーセデス・ラッキーの『ヴァルデマールの風』第二部
「失われし一族」(上下・創元推理文庫)

異世界ファンタジーの3部作の第二部な訳ですが、
第一部より、私のツボに入りまして。
まあ、現在日本で出版されてるラッキーの小説は
どれも私好みなんですけどね。

このラッキーという人は、フェミニズム溢れるファンタジーを書いてます。
たとえば、一連の物語の中で
重要な役割を持つ「剣」<もとめ>が存在するのですが、
悪意はなくとも、
エルリックのストームブリンガーとか、
ラスの紅蓮姫とか、
「役に立つけどやっかい」な意識を持つ剣のお仲間でして。

どこかで女性が困ってるのを察知すると、
持ち主の女性(女性にしか扱えないのです)の意志や都合やら無視して、
あやつって、助けに行ってしまうのです。
他に何かしている最中だとか、
多勢に無勢だとか、
相手が敵方の女性だろうが、おかまいなしに。
「TPOって、それ、何?」状態で(苦笑)

<もとめ>に操られてる状態だと、
剣技の経験がなくても、剣士としての働きができるようになります。
陽子の冗佑みたいなもんかな。
ただ、鍛えてない身体で、そんなことしたらどうなるか。
・・・筋肉痛ですめばいいのですがね。

話を戻して。
私は、女流作家の作品が基本的に好みなのですが、
フェミニズムの発想は、あまり好きではありません。
ル=グウィンもだんだん好みからはずれていったし。

ですが、ラッキーの作品は、
フェミニズム感が全編ににじんでいても、
自立した女性がほとんどであっても、
「押し付け」をあまり感じないのです。
だから、キャラクターの力と、物語の力で、次の作品が読みたくなるのです。

今回、私の1番のツボは、
熊鷹のハイラーくんでした。
次作にもぜひ出てきて欲しいです。
<絆の鳥>は、私も欲しいな。
<絆の猫>とかがいるんなら、もっと嬉しいけど?


「まあ、本もいいけど、ほとんどぶっ続けで8時間?
集中力があるんだか、ないんだか」


「・・・お裁縫の神様、まだ冬眠から覚めないの?
その集中力があれば・・・」


「ごめん。
気分のむらが激しくってさ」

「ちがう。
あずみさんは、面倒くさいだけだろ」


「ぎくっ」


他の事ででも、この集中力が使えればなあ・・・と、
自分でも思わずにいられないんですが(苦笑)

ちなみに、翌10日は、
「失われし一族」を通して読み返して終わりました。
んー・・・。
とりあえず、睡眠に集中してきまーす。


2006/02/14

「ビバ!ヴァレンタイン〜♪」

「なんか、あずみさん、ご機嫌ね?」

「マイ・スウィート・エンジェル薔子ちゃん♪
ヴァレンタインだよ〜♪」

「・・・ありがとう
(あずみさん、変に、ハイになってる?)
あ、わーい♪
ルタオのロイヤル・モンターニュ!
大好き♪
あずみさん、あたしからも〜」


「ありがと、薔子♪
(これは・・・
某コンビニで売ってた手作りセットのトリュフでは・・・)」

「えっとね。
がんばって手作りしたんだよ♪」


「うんうん、私がいなくても、がんばったんだね」

「(実は、一つ目失敗して、
二つ目のセットでようやくなんとかなったのよね。
内緒だけど。
チョコレートって、冷えて固まるまで早すぎると思うわ)」


「さ、鈴子には、リラックマのバッグ入り、
せいらには、にゃんこのバッグに入ったチョコだよん」

(鈴子、眠っている。起きてこない。
仕方ないので枕元に置く。
・・・サンタのようか。

せいら、わかってない。
とりあえず、バッグを振り回す)

「・・・あのさ」

「なにかな?」

「ヴァレンタインで、
薔子・鈴子・せいら、なのか?」


「本来、女性に贈ってもいいものなんだよ?
義高からもらってもいいくらいさ(笑)」

「勘弁してくれ・・・(脱力)」

「ま、うちの野郎共にもあげようか。
お預けも可哀想だし(笑)
はい、義高。
はい、義広。
はい、えみる」

「あ、あたしも、あたしもあげるの〜」

「サンキュ。
(・・・あずみさんの、コンビニで売ってたやつだ。
薔子のは、あずみさんにあげたのの残りだ。
この扱いって・・・)」


「それから、氷月ちゃんから、
我が家の大中小の男衆にあてて、預かってたから」

「(静かに感涙)」

「あんたたち、1ヵ月後を忘れるんじゃないわよ?」

「・・・結局、それかいっ」


えー、ヴァレンタイン。
愛するルタオの紅茶のチョコを、今年も無事GETいたしまして。
これは、名目上、薔子宛です。
それは、早いうちに入手してたんですが。
絶叫アニソンカラオケ大会など、
他に気をとられていたら、
すっかり。
うちの野郎共のことを忘れてて、
マジで今年はコンビニ調達でした(汗)

義高には、ビター。
義広には、ミルク。
えみるには、せいらとお揃いの犬のバッグ入り。

と、そこまでしたら、
鈴子とせいらにも用意しないわけにはいきますまい?

・・・高級チョコには、縁はないものの。
6人分だと、それなりになります。
かてて加えて、
本日、高瀬が冒頭でハイになってたのも、
実はチョコレートがらみなんです。

会社帰りに立ち寄った、駅の雑貨屋。
ふと、目に入った青い箱。
あれは・・・あれは・・・!
私が、過去、外国土産でもらった中で、
ベスト1に美味しいと思った、フィンランド製のチョコじゃありませんか!
(後日、自分で北欧に行った際、たくさん買い込んで帰りました)
日本でお目にかかれるとは思ってなかったので、
感動もひとしおです。

で、さっそく、買い込みます。
この時期のがすと、扱ってくれなくなるかもだし。

フィンランドのFazer(ファツァー、と読むらしいです)社の
ミルクチョコレートです。
おすすめです♪
同じ会社が出してるナッツ入りのチョコも美味しいのですが、
この商品名が、何故か、
「GEISYA」
・・・・・・。
箱に、芸者らしき怪しいイラスト付きです。
・・・・・・
何故なんだ、どうしてなんだ、Fazer社さんよ?

なんにしろ、
我が家のおやつ事情は、当分、
チョコレート三昧になりそうです・・・。


2006/02/16

14日からこっち、
薔子の痛い視線を受けつつも、
和風お細工モードに入ってしまいまして。
2月の着物、中旬上がり予定がまた遅れる・・・(汗)
でも、「やりたい」と思った時が、
「やるべきタイミング」なんですよ。
うん、たぶん・・・。

1月から、こっち、
久々に和風お細工関連の手作り本が増え始めました。
本をながめて、妄想してるだけでも楽しいですし。
で、妄想上なら、自分にでもできそうに思えるんですね。
それが、ピークにくると、
「作りたい。いや、作らねば」
という方向に行き・・・。

さて。
ここで、新たな作業のために散財することは、
ほめられたことではありません。
なにせ、いつ熱が冷めるか・・・(汗)
しかしです。
散財をする必要はありません。
なぜなら、材料は絶対に所有しているのですから・・・。

もちろん、薔子の着物を作ったあとのはぎれも使えるんですが、
高瀬のすることといえば、
数年のブランクがあっても、
同じようなことをしたがる傾向があり。
そして、その度に、材料を集めているわけです。
そう。
掘れば、ある(苦笑)

結局、あちこちから掘り出した材料で、
お細工試作のスタートをしました。
数を作りたいけど、
厳密なサイズは、試作ができないとわからないから。

そして。
試作の完成まで、丸3日かかりました。
デキは、私の作ったものとしては、及第点でしょうか。
しかし、効率、悪すぎです。
こんなことでは、量産なんて無理。

しかも。
試作ひとつ作ったら、かなり満足してしまった自分がいる・・・。
いや、そういう予感はあったんだけどね(汗)
でも、量産(というほどではないが)
しないと意味がないブツなので、
さっさと改良本番に入るべきなんだけど、
2月の着物はともかく、
そろそろおひな祭り用の着物に入らないと
いけない時期に入ってきてます。
ひな祭り用は、どうしても作りたいですし。
ってか、作らないと、
薔子はもちろん、自分で許せないしね。

とりあえず、針を持つ日々だけは続きそうです。


2006/02/18 4:07

今日は、お休みだったので、
いつまでもヴァレンタインにしておくわけにもいかないので、
お昼間、ちらっと撮影。
よそに出かける気力がなかったので、
自宅外です。



陽が当たってると暖かいですが、
上着なしで撮影していたら、
すっかり冷え切ってしまいました。
馬鹿です・・・(汗)

しかし、薔子は、超ミニスカートでがんばってました。
太ももの球体が隠れるぎりぎり丈です。
ベンチも用意したけど、
この服では座らせることができませんでした。
あぶなすぎる・・・。
本人は、ファーボレロで、ぬくぬくしてたようですが。

ちゃんと写ってないからわからないでしょうけど、
ショルダーバッグにしてるのは、
カバヤのサンリオのバッグ。
キティちゃんだったりします(笑)
丁度いいバッグが、案外ないものです。

おまけ。
本日のちびーず。



せいらのブラウスとスカートは、Itomakiさまです。
ちっちゃい子っぽくて、かわいいです。
ヘアアクセサリーは、不二家のペコちゃんの食玩。
ちいさいけど、ちゃんとバレッタです。
ボアジャケットは、クマ服で。

えみるのブルゾンは、ボークスのWTGの男の子パーカーを
ブラウジングして短く着せてみました。


ところで、今日気が付いたのですが。
えみるの誕生日、思いっきり忘れてて
過ぎてました(滝汗)
ごめん、えみる。
えーっと。
沢山あるから、チョコでいいかな?(汗)


2006/02/22 3:57

・・・もはや、すっかり2月の着物は放置状態でございます。
これではいけないと、
ひな祭り用と想定していた着物を引っ張り出しました。
・・・でも、まだこれ、ほどかないといけないのよね(汗)

「んー、もう、あずみさんってば、しょうがないのー」

「・・・文句言ってるわりに、
薔子の語尾に、音符だとか、ハートマークが見える気がするのは、
オレの気のせいだろうか」


「いや、気のせいじゃないでしょう。
薔子には、賄賂を渡したとこだし(苦笑)」

「賄賂?
・・・って、薔子、おまえ、なんてものを着てるんだーっ!?」


「うふふ。
がまんできなくって、着ちゃった♪」


「うわっ、薔子、すっごい可愛いわーっ!」

「かわいいのかもしれないけど、
それ、家で普段に着るような服じゃねーだろっ?」


「義高、野暮なことは言いっこなしよ。
薔子の最重要使命は、
『かわいくあるべし』
なんだから、なんら無問題でしょ」

「問題は、あるっ!
またオレ、ソファーから追い出されんだよ・・・」



最近、オクでは、材料の着物関係だとか、
ひな祭り系統の小物とかしか落札してなかったんです。
久々にSDドレス落札しました。
大好きな、大好きなディーラーさまのドレスです。

華やかで、ひらひらで、ふわふわで、ふりふりで。
まるで絵に描いたような
「お人形さんのドレス」です。
ああ、可愛すぎて、萌え死にそうだ・・・。

確かに、
義高の言う通り、普段向きとは言えませんが、
リアルを求めるばかりが、
お人形遊びの楽しみではありません。
非現実、おおいに結構。
お人形は、着飾ってこそ。

そして薔子は・・・
猫にマタタビ状態で、どことなく、
「にんまり」
してる気が・・・(汗)
その表情は、ちとやめて欲しいかもしれん(汗)
これ、脱がせるの、大変だろうな・・・。
絶対、薔子、抵抗するに決まってるし。


「オレの居住性の問題から言わせてもらうと、
一定以上ふくらんだドレスは
これから規制しないか?」


「しちゃいや♪
ドレスはね、ふくらんでるのが可愛いもん!」


「そうよねー♪」

「(こんなことなら、着物の方がましだ。
さっさと、あずみさんに発破かけよう。
オレだって、ソファーに座りたい・・・)」


ボヘミアン義高の、明日はどっちだ!?

「それ、テーマじゃねえからっ!」


ここ数日読んでた本とか漫画の話もしたいけど、
ドレス姿の薔子に見とれてたら、
タイムオーバーになりましたよ(苦笑)
もちろん、撮影する時間もありません。
このドレスは、3月に入ってから、撮影するつもりです。

うーん、せいらも、ふりひら着せるかな。
で、薔子に抱っこさせて。
アンティークドールを抱いた感じに近くなるかもだし?
まあ、あくまでも、イメージで。


そうそう。
ひな祭り関連と一緒に、
市松人形もチェック入れてたりするんですが、
先日、小さめの、
へちゃっとした現代顔の創作系市松人形が出品されてました。
それを見たら、
「あ・・・これだったら、せいらに着物着せてたら、
十分に代用になるかも。
ってか、うちのせいらの方が可愛いし〜♪」
無駄遣いにもならないし、
悪い方向じゃないんですが、
所詮、ただの親ばかなのね、私・・・(苦笑)
しかし、理想のいちまは、どこにいるんだろう・・・。


2006/02/23

禁断のブツが届いてしまいました・・・。
今まで何度も購入を検討し、
その度、とりやめにしてきたブツです。
その名を

Tiny Betsy McCall (タイニー・ベッツイー・マッコール)

・・・と申します。
ついにやってしまったぜ(汗)


お人形に詳しい方ならご存知でしょうが、
なんと言ってもここはSDサイト(笑)
ざくっと説明いたしますと。
その昔、アメリカで絵本だか紙の着せ替え人形だかをモデルに作られたのが、
初代のベッツイー人形です。
これは現在、Vintageと呼ばれています。
しかし、Barbieに押されて低迷。生産中止となります。
2001年に、そのベッツイーちゃんを
やはりアメリカのトナー社が復刻いたしまして。
それから毎年新作が出るようになりました。
しかし、どちらかというと地味なお顔
(なんとなく日本人的なのよね)。
2005年より新メイクのPerkyタイプが登場。
かなりケバいメイク・・・いや、華やかなお顔でリニューアルです。
もっとも、日本のファンは、
日本人的なお顔の方が好み(最近「旧顔」と呼ばれているよう)みたい。
2006年版からは、旧顔とPerkyと両方作られてるようです。

身長が約20cm(8インチ)。
体型は幼児体型。
横にすると目を閉じるスリープアイ。
髪の色は、ブロンド、トスカ(赤っぽい金髪)、茶色、ブルネット、黒があり、
髪型は、ボブを基本に、数種類。
肌のタイプはノーマルと黒人タイプ。


さて、私のほうの事情ですが。
そこまで何度も迷ってたなら、
縁がないもの・・・と諦めればいいものを
ドール雑誌には毎回必ず出てくるし、
意識のどこかにひっかかって残ったままだったのです。
決定打は、1月末の関西I Dollでした。

そこで、ディーラーさんが展示されてた
着物姿のベッツイーちゃんが、えらく可愛かったのです!

そして、私は思ったのです。
「私も、ベッツイーに着物作りたい!」

うん、なんかね。
うちのちびーずよりかは小さく、
ジェニー達1/6勢よりも小さく。
コンパクトドールやプチブライス達よりは大きい、
あのサイズの着物が、
やたら作ってみたくなったのです。

・・・となると、モデルが必要です。
そして、連日オクの画像や通販サイトと
にらめっこする日々が始まったのでした。

同時に、ベッツイーのサイトやコンテンツを
検索かけまくって情報も集めます。

以前、購入に至らなかった最大の理由は、
黒人タイプのDruは別として、
ベッツイーの肌が、浅黒いことでした。

調べていくと、
2001〜2002年に発売されたものは、色白らしいのです。
色白、それこそ理想。
しかし。
その子たちは、現在プレミア状態。
一番安いと思われる子でも1万5千円くらい。

そりゃ、SDたちに比べると安いです。
でも、硬質プラスティックの小さなお人形、
できれば1万円以下で済ませたい。
この際、中古でもかまわない。
私が欲しいのはモデルだから。

・・・とは言っても、
やはり自分の好みは優先したい。
高価な色白ちゃんか、
新品のロングヘアちゃんか、
はたまた定番のおかっぱボブの嬢ちゃんか。
衣装なしのベーシックか、
衣装付きの子か。

最高に譲れない条件は、
「黒髪、もしくはブルネット」
なんですけどね。

悩み悩んだ末、
中古だけれど、状態の良い、
お洋服付きのブルネット・ボブのお嬢さんに
来ていただくことになりました。
肌は・・・あんまり白くないです。
ちびーずが色白に見えます(苦笑)

2004年に発売された「Thanks Giving Trunk Set」
(感謝祭をテーマにした、トランクに着替え数点が入ったセット)
・・・の、本体とデフォルトドレスの子です。
(だから、トランクとか着替えはないの)

当たり前ですが、せいらよりちまいです(笑)
名前は菜々実(ななみ)と付けました。

いえね。
感謝祭で、付属のエプロンに七面鳥のアップリケがあってね。
だから「なな」という音をを使おうかと。
「七」のままでも良いかと思ったけど、
春だし、似合いそうなので、
菜の花の菜々。
お目々がどんぐりっぽいので、実を付けました。

でも、やっぱりうちの子の条件を満たしてないので、
黒髪ロングヘアに変身予定です。
そして、着物ができたら、お披露目しますね。
ひな祭りは・・・どうだろ。厳しいかも。

ところで。
ベッツィーオーナーさんは、必ず、
「ベッツィーは増える」
とおっしゃってるのですが・・・。
現在、増やす意志はまったくありません。
小物は揃えていくつもりで準備中ですが。

しかし、菜々実は、
我が家のドールカテゴリーのどこに所属するんだろう・・・?
なんとなく、イメージは、
「小人さん」
なんだよね。
・・・いえ。7人も集めませんってば(苦笑)


2006/02/25

ぐれてます。
今日は、お休みで。
「梅花祭だ!ひゃっほう!久々の天神さんだ〜♪」
と、出かける気満々で起きたら。

・・・腰痛で(滝汗)
そういえば、去年の今頃も、そういうことあったなあ・・・。
しくしくしく。

で、すっぱり諦めて、
薔子のひな祭り用の着物にするべく、着物をほどく。
・・・ダメージが、思ってたより大きくて、
簡単に使えそうにない。

そこで、候補2をほどく。
・・・これも、案外ダメージが(汗)

候補3をほどく。
・・・これは使えそうだけど、ひな祭りのイメージとは違うかも。


そんなわけで、
ぐれてます。

でも、どれでもいいからなんとかしないと
マジに間に合わなくなりそうです。
しくしくしく。

え?薔子ですか?

「ふにゃあ〜?
なんだか、このドレス着てたら幸せで、
お着物作って、て言うの忘れてたかも〜?」


・・・いつになく、寛容です。

「それ、寛容とは違うから(汗)」

またたびの威力はすごいと思う高瀬でありました(笑)
でも、いつまで効力があるかは、疑問・・・。


2006/02/26

どうしても読みたい漫画があって。
でも手近なところとか、ネットとかでも難しくて。
漫画専門店に、少し前に出かけました。

目当てのものは無かったものの、
買いそびれてたものなどがいくつもいくつも・・・。

今回は、そのうちからひとつ。
もしかしたら、以前にもちょこっと書いていたかもしれない。

藤田貴美の『EXIT』


卓哉は、ボーカリスト。
やや小柄で、でもパワフル。
直接的で、乱暴で。
でも根は繊細。

凡河内(おおしこうち。苗字。通称凡、凡ちゃん)は、
ギタリスト。
ものすごく背が高く、技巧派。
プライド高し。

このふたりが出会って、この物語と、
「VANCA(バンカ)」というバンドが始まる。


ベースの各務、ドラムの栗原と出会い、
ようやくバンドとして動き出すが、
事務所側と意志の疎通もできぬまま、
アルバム1枚だけで、放り出される。

ライブハウスでの活動を続ける彼らに、
別の事務所から声がかかり、
2枚目のアルバムを作ることになったが、
土壇場で事務所の合併吸収のため、
またしても放り出されることに。

自分たちは、自分たちでプロデュースしなければ・・・
と、自ら会社を立ち上げてみるものの、
活動内容には限界があった。
確実に、ファンは増えていく。
動員は期待できる。
だが、後ろ盾のない彼らには、
ライブハウス以上の場所で演奏することもできない。

そして、彼らがした決断は、
最初の事務所の元社長であり、
現在他の事務所の社長になっている麻井
(もともと卓哉を見出しスカウトしたのはこの人物)に、
自らを売り込みに行くことだった。

その事務所で、新たに活動を始めた彼らは、
未知の環境で、確実に知名度を上げていくのだった。
(現在進行形)


この作品は、VANCA同様の流れできている。
始めは、『花とゆめ』(白泉社)でのデビュー作で。
連載もそこで始まったのだが、
途中で中断。

数年(もっと?)のブランクののち、
『きみとぼく』(ソニーマガジン)で連載再開。
しかし、雑誌が休刊。
またも中断。

現在、冬幻社の『スピカ』で連載中。
コミックスも冬幻社から既刊1〜9巻まで発行)


冬幻社に移ってからの8・9巻が刊行されてるのを発見して、
遅まきながら入手。
だって、なかなか売ってないんだもん・・・。

さて、いよいよ、VANCAもメジャーシーンに突入・・・
ということで、先が気になってしかたない私は、
コミックス未収録分を求めて、
『スピカ』のバックナンバーを購入することにしました。

『スピカ』は、本屋では売られてません。
『スピカ』は、Webコミック雑誌(?)なのです。

1冊は、まあ、安い。薄いけど。
それはいいんだけど、
やたら面倒!!!
ダウンロードして。
それからコンテンツを解凍して読み込み、
支払いしてライセンス取得して、
ようやく読める。

このコンテンツを読み込むのが、
えらく時間がかかって。
45分以上かかる。
1冊読むのに、そんなにかからない本なのに・・・。

なので、まだ全部のバックナンバーは読めてない。
あと数日かかるだろうな・・・。

マウス操作で漫画を読むのは、
案外もの珍しい作業で、楽しいけれど、
本はやっぱり紙がいいよ・・・
と思う高瀬なのでありました。
でも、惚れた弱み。
続き書いてくれるなら、
どこまでもお供いたします・・・。


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