SD徒然日記

2005年06月  『八坂猫』目次にもどる  前月の日記を読む




2005/06/02 4:40

・・・すみません。さぼってました(滝汗)
元気です。
サイトに飽きたわけでもありません。
ただ、さぼってただけです(滝汗)

そんなわけで、5月分を追加記入中なので、
また一旦、5月のリンクをはずします。
早く、復活できればいいな・・・。

ちなみに。

さぼってた時期が合うと言って。
決して、八雲さまのスーツケースに潜んで、
渡英を目論んで成功した・・・
なんて事実は、残念ながらございません(苦笑)


ここしばらく。
せいらとかちびーずサイズのものを作るのが、
何故か楽しくて。
今日も1日お裁縫三昧で終わってしまいました。
しかし、1日かけて、出来上がったものが、
せいらの半袖ブラウス1枚だなんて、
手が遅いにも程がある気もします。
型紙修正して、全部手縫いで1からの作業ではありますが。


さて、6月です。
今月の予定は、まず、薔子の単衣。
今年こそ、紫陽花の着物で紫陽花と撮影するんだ!
・・・できれば(汗)

その後は、ひたすら浴衣三昧。
薔子と義高のお揃い黒主山浴衣。
えみるの男の子っぽい浴衣。
そして。
薔子・鈴子・せいらのトリプルお揃い浴衣!!!
・・・は無理かもしれない(汗)
とりあえず、せいらの浴衣から。
(薔子は数あるし、鈴子も失敗作とは言え、1枚持ってるからね)

うーん。
咽喉にささった小骨のような、お約束の品も、
いい加減・・・(滝汗)


あと、6月はイベントがない月だから、
また何かしたい・・・というか、どっか行きたいです。
しかし、予定を見る限り、時間的余裕があるとはとても・・・。

「6月なんだから、またジューンブライドしたいなあ♪」

・・・ええと。
白いドレスですか?
前回よりは増えてるけど、どういうシチュエーションにするか、
しばらく悩ませてね、薔子ちゃん。

「白い素敵なドレスで。
お花がいーーーーっぱいで。
うんとロマンティックで。
あたしが、とっても可愛く写ってたら
それでいいわよ♪」


・・・だから、それが難しいんだってばよ。
どこか、姫の満足するようないいロケ地はないものでしょうか?

なお。
6月トップのお題は
「ありがとう、感謝祭!」でした(笑)
(感謝祭で数百円になってたので、前から気になってた
スカーフとエプロン(?)のセットをGET♪)


2005/06/03 3:20

「あ、ありえない・・・っ!」

「なにが?」

「この金額よっ!」

「えー、どれ?
・・・・・・。
これ、なんの金額だ?」


「靴代・・・」

「誰の?」

「薔子とせいらとえみる」

「こういう時は、あれだな。
『ご利用は計画的に』って言葉を贈ろう。
でも、そもそもあずみさんに計画性はねえな」

「だって、どれも可愛いんだもの!」

「とりあえず、アタマ冷やして考えろ」


「はい・・・(汗)」


Leeke Worldさんとこで。ドール靴の予約がありまして。
1部特定サイズのみのものもありますが、
全9種類。
選べるサイズが4種類。
選べる色は、1〜3種類。

高瀬は、こと薔子の靴に関しては、
フェチなんじゃないかと思うくらい好きです。
また、最近増えつつある、せいらの靴も、
絶妙な小ささに萌えています。

そんな私に、この予約販売は、悪魔の陰謀。

しかも、最初は。
「薔子・鈴子・せいらでお揃いもできるのねっ♪」
とかまで思ってた物ですから、
計算してみると。
フルチョイスだって夢じゃない金額に・・・(滝汗)

夜11時にパソコンを起動して、
即行向かったLeekeサイト。
それから悩みに悩んで削りまくって、
最終、
薔子3足、せいら2足、えみる1足に決着いたしましたのが、
日付も変わった1時半。
やれやれ・・・。

ああ、すまない、鈴子。
オマエの分までとても手が回らなかったよ・・・。
でも、いいか。
ネコに靴はいらないよね。うん。
それに、鈴子は、外に出歩かないしね。


「あずみさん、それ、自分に都合よく解釈しすぎじゃ・・・」

「じゃあ、義高は。
私にこの上、鈴子の靴代まで支払えると思う?」

「思わねえ。
けどさ。そもそも、薔子だって自力で歩くわけじゃねーんだし、
そんな靴ばっかいらないだろう?」

「ひどいっ!義高くんっ!
靴だって、ファッションの1部だもん!大事なのよ!」


「そうそう。
自分のコーディネートだとさ、なかなか靴まで手が回らないし、
せめて薔子たちくらいは
トータル・コーディネートしたいわよ」

「ねー?」


「でも。
こんだけ出すなら、自分にいい靴買って、
服とコーディネートだってできるのよね(暗転)」

「あずみさんっ!
そんなことに気付いちゃいけないわ!」


「薔子、そりゃいくらなんでも・・・」



時々、ふと我に返り。
「自分、お金の使い方間違ってるんじゃ・・・」
と、思うことがあります(苦笑)
薔子、私にも、靴の1足くらい買わせておくれ・・・(笑)


2005/06/05 4:40

「ふうっ。今回も波乱万丈だこと」

「あ、ご本?」

「そう。高瀬が最近最も気に入ってるファンタジー。
流血女神伝の最新刊さ」

「えっとー。
お姫さまで生まれて、狩人になって。
王子さまの身代わりやって。
奴隷やって、お小姓やって、海賊やって、
砂漠の国のお妃さまになって、・・・ってヒロインのお話よね?」


「並べるとすごいわね(笑)
でも、そこで終わらずにまだまだ怒涛の宿命に・・・」

「あたし、お姫さまだけでいい・・・」

「薔子はうちのお姫さまよん♪」

「わーい♪
じゃあね、じゃあね、
ばあや、姫は新しいドレスと着物が所望じゃ♪」

「だーーーーれが、ばあやですか、薔子さん?(目が怒っている)」

「・・・・・・。
ごめんなさい。調子にのりましたー(汗)」


「判ればよろしい」


いや、須賀さん、毎回すごいわ。
ヒロイン、カリエの最終肩書きがどうなるか、
今から楽しみだったり(笑)

ところで、今回、ヒロインが妊娠してまして、
悪阻で苦しんでるシーンを読んでいて、ふと。

「人間以外でも、悪阻って、あるのかなあ?」

哺乳類限定でいいんですけど、
ちょっと疑問になりまして。
高瀬は実際にペット飼ったことないし、知らないんですが。
妊娠期間の短さもあって、
あまり判りにくいのかもしれませんが。
うーーーん?

「・・・気になるとこ、違うんじゃないの?」


ちなみに義高は、この手の話が出ると
即行逃げ出します(笑)
野郎は、生臭い話、ダメだねー。

「・・・それ以前に、もっと慎みを持て、とオレは言いたい」


2005/06/09 23:15

「終わった・・・ノルマが・・・(ばたり)」

「あずみさん、しっかり!
ここんとこずーーーーーーっと。
せいらちゃんたちのお洋服ばっかり作ってて、
ちっとも遊んでくれてないよ!」


「頭痛が痛いのよ、薔子ちゃん・・・」

「アタマも壊れたか。
(いや、もとからか)」

「本当なら、今日、神戸に連れてってくれるって言ってたじゃないの」

「あずみさんのそんな約束、
アテになるわきゃないだろう」

「行く・・・つもり・・・だったのよ・・・。
この頭痛さえ襲って来なければ・・・。
ああ、モロー・・・(泣)」

「頭痛ねえ。
あずみさんの場合、ここんとこの寝不足が原因だろ?
平均睡眠時間が3時間弱だっけ?
頭痛だけで済んでるのを感謝した方が良さそうだけど」

「これから、寝るもん・・・」

「いやーっ!つまんないっ!」


「薔子・・・」
(おもむろに薔子をひっつかみ、寝床に移動)

「う、うにゃあ〜?」


「ま、それが1番だろ」


2005/06/11 2:33

えー。昨日の顛末ですが。
先月からずっと。
せいらのお洋服作りへの熱が続いておりまして。
さらに、よそへのプレゼントもありまして。
5月より作ったもの。

リケサイズ:袷着物(綿ちりめん)
ガーゼ寝巻き浴衣

コットンワンピース(半袖パフスリーブ、ギャザースカート)
浴衣地使用のキャミ&ウェストゴムスカート
半袖パフスリーブブラウス×2
キャミソール×2
フレアースカート×2

とろいわりには、結構作ってるような・・・?

リケサイズのものは。
場所いらず、布いらず。
そして、SDほどの精度を要求されない(と、私は思ってますが)ので、
1/6の洋服作りの延長みたいな気分で作ってます。

正直、薔子には、
自分で適当に作った型紙を利用して自作した服など、
着せることができません。
なんというか、もっとちゃんとしたものを着せてやりたいのです。
着物はともかく、洋服はね。

「だったらさ。方法はふたつだろ?
あずみさんが腕を上げるか、
もっと稼ぎを増やすか」

「・・・あんた、どっちも可能だと思う?」

「・・・思わねえ。
とりあえず、ダイエット兼ねて、エンゲル係数減らしたら、
もうちょっと余裕でるんじゃないか?」

「・・・あんたに、ダイエットだとか、
エンゲル係数だとか、
激しく言われたくない・・・」


そう言えば、どなたかが、
SDにかかる費用のことを「エンジェル係数」とか言ってらして、
「うまい!」
と思ったものでしたっけ。
エンジェル係数・・・これは減らせない。
でも、そうそうこれにばかりかまけてもいられない・・・。
やっぱり、まずは、食の見直しですかね?
体型を気にしないでいいSDが、
時に愛しくも憎らしい・・・(苦笑)


そうして。
お金を使わずにできるホビーとして、
リケサイズ服作りは認識されております。
パッチワーク用のハギレが大活躍!
そして、それなら、うちにも結構在庫があったりしますので。
・・・増やさなければ、の話ですが(苦笑)

とりあえず、次の目標は、
せいらの文化人形風ドレス。
赤をメインにするか、黒をメインにするかが悩みどころ。
たぶん、両方作るけど(苦笑)
和柄の布には困らないしねー?
きっと、できたら、可愛いぞ。
その前に型紙の修正だけど・・・。


ちなみに。
絶対、今月中には神戸に行きます。
ギュスタヴ・モロー展に行きたいのです。
ファンタジックなモローの絵が大好きなので。
次の休みこそは・・・。


2005/06/11 22:55

せいらとえみるが、今、滅茶苦茶かわいいです!

先日、オクで、譲ってもらったお揃い服を着せてるのですが。
もう、もう。
高瀬の煩悩大爆発!
セーラーの半袖制服です。
かわいいったら、ありません!
(後日画像挿入予定)

で。

「あたしも、セーラー着るのね?」

「うん」

「シアンにも着せるんだよな?」

「うん」

「あやしい店みてえ・・・」
(ばこっ!)

「・・・・・・(涙目)」

「セーラーはね、セーラーはね!
永遠の憧れで、永遠の定番なのよっ!!!」

「フェチなだけじゃねーか」

「あずみさん、でもあたし、
セーラー、たくさん持ってるけど、どれにしよう?」


「そうね。
ここは、ぐっと基本で、ボークスの3種類セーラーの黒かな?」

「(がさがさ)あたし、やっぱり、これ好きー♪」


「私もー♪
薔子、かわいいわ、ほんとに」

「わーい♪(くるくる)」

「んー・・・」

「どうかしたか?」

「も1回くらい、セーラーオフしてもいいなあ・・・」

「・・・・・・。
懲りないな、ほんとに」

「今、妄想してるのはね、
廃校になった学校借りて撮影するの。
校庭も、教室も。
修学旅行じゃなくて、学校生活オフだね」

「・・・そんないい場所あるのか?」

「まだ見つけてない(笑)」

「おいっ!」

「だいたい、廃校になってても、学校って、しっかり作ってあるから、
たいてい何かの施設に転用されてるか、
利用者に有料で貸し出しされてたりね。
宿泊施設になってるとことか、ねらい目かと思うんだけど」

「じゃ、探せばいいじゃん(どうせ、オレは留守番で関係ないし、人事だな)」

「問題があってね。
廃校になるようなとこって、交通の便が悪い・・・か、
交通手段がないとこが多いのよね、当然のことに。
不便だから人がいなくなって、子供がいなくなって廃校になるんだし」

「それで?」

「車も免許もない私が音頭取るのは、無謀」

「・・・役にたたねえな」

「うん・・・(汗)」


と、いうわけで。
ほどよく田舎で、廻りに余計な目がなく。
緑があって、校舎がきれいに残ってる、
ビジュアル的にすぐれていて、
都合よく借りられる廃校ご存知の方。

また、そういうところを実地検分して、
オフの主催と高瀬を乗せて行ってくださる
車と免許のある方、大募集です(爆)

ちょっと遠くても、土日利用して泊まりで、とか、どうでしょうね?
バスとかレンタルして、食材持って、
楽しそうなんだけどなー。

好き勝手言ってすみませんね。
まあ、いつものことで(苦笑)


2005/06/14 2:02

危険なもの。
真夜中のグルメ漫画。


世に、グルメ漫画は多々ございます。
料理人が主人公のものだとか、
薀蓄たれる解説付きのやつとか。
美味しいお店紹介とか。

高瀬は、それらの本が好きですが、
読んでると必ず思うこと。

「そんなに美味いんなら、食わせろーーーっ!」

本から料理は出てまいりません。残念。

で、読んでると空腹感が刺激されます。
そこで、何か口に入れることになりますが。

せめて、読むのは昼間にしましょう。
真夜中の夜食は危険すぎます・・・(汗)


今回、よしながふみの『愛がなくても喰ってゆけます。』を読みまして。
美味しいお店を紹介されてるのですね。
(限りなくノンフィクションかと思わせるキャラによるショートストーリーも味がある)

しかし。
当然の如く、紹介されてるお店は、帝都でございまして。
なんですか、
さんざん見せびらかされて「おあずけ」をくらった犬の気分でございます(泣)

料理の出てくる漫画に出てくる(しつこい文章でごめんなさい)料理は。
たいていが、
一流の食材を一流の料理人が調理することに意味のあるようなものが多くて。
実際に家庭で再現・・・できそうなその手の漫画は、
高瀬の読んだ限りでは、『クッキングパパ』くらいしか思い当たりません。
まあ、実現できるとしても、
自分では作れないのですが(汗)

(余談:昔、クッキングパパに出てきた料理を
実際に作ってたべさせてもらったことがあります。
幸せでした・・・)

で、何が言いたいかと言うと。

グルメ漫画は腹が減る。
そして、グルメ漫画は、
読後そのものを食べられないジレンマのため、
不機嫌になる・・・という
悪魔のように意地悪な本だと、思うのであります。

そう判っていても、読んでしまう。
そういう一種麻薬のようなものではないかと思います、はい。


ああ。薔子の撮影したい。
てか、撮影に行きたい。
使える画像が最近少なすぎるし。

そして。
『写真の森』の目次を見て。
編集もしなきゃと、心に誓う高瀬でありました・・・(汗)

「誓ってるだけじゃ、アテになんねーな」


2005/06/15




せいらの靴を並べてみました。
左後ろのブーツとアンクルストラップは、
同じ物がえみるにもあります。

ちなみに。
あと、6足は増えることが決定してます。
えみるのも2足・・・。

なんで、こんなに好きなのよ、ドールの靴・・・。
薔子の靴など、
整理箱の大きいのでも収納しきれなかったという・・・。


だれが、こんなに履くんですか?


2005/06/18

気がつかなければ、よかったのかもしれない。
でも、気がついてしまった。
気がついたら、気になってしかたない。
そして私は自ら墓穴を掘る・・・(汗)


某所にて。
「ぷちサンプルの世界」とかって、やってたのを発見。
ええ。
食玩です。
リーメントです。
激らぶです。

そう。撮影用によいかと、回転すしを集めだして以来。
確実に増殖する、ちっさいおもちゃ。
うちが、1/6メインならもっと使えたんだけど。
でも、コンパクトドールにもプチブライスにもピンキーにも使えるし、
ものによっては、ちびーずに使えるし。

・・・と、言い訳を繰り返しながら
眺めて楽しく、集めて楽しく。
悪魔の玩具だね、これは・・・。

さて、今回。
「先行販売」なる魅力的なあおりが。
『夢見る食器コレクション』
・・・タイトルだけで、もう、ノックアウト。箱買い決定!
あと、メイクアップ(化粧品)だのコスメボックスだの。
・・・食器棚だの。

あいかわらず、よくできてるんです。
バラ買いしたメイクアップ。
高瀬はあんまり化粧しないけど、
それでも知ってる、有名ブランドの化粧品のミニチュア。
本物と並べたいかも(笑)

買いましたとも!いさぎよく!

ところで。
2000円以上買うと、オリジナルのミニチュア紙袋をもらえて。
これがえらく可愛くて、ツボにはまってしまいました。
ある意味、レアです。
某百貨店の紙袋のミニチュアです。
本物は可愛くないのに、小さくなるだけで可愛いのは何故だろう(苦笑)
フェア期間中にもう1回くらい行って、またもらおうかな・・・。

待っててね、ナタリーちゃん!
(ナタリーちゃんの正体はいずれ判明するでしょう)


2005/06/19

突然、読みたくなる作品って、ありますよね?

会社帰りに本屋に寄って。
ふと。
『緋色の椅子』が読みたくなりました。
白泉社花とゆめコミックス全3巻。
作者は緑川ゆき。

異世界ファンタジーなんです。
人死にもあります。
陰謀も裏切りも。

でも、透明感のある絵と、
叙情性ある物語が、
清冽な印象になります。

主人公の少女セツは、身寄りのないどこか中性的な少女で、
田舎の小さな村で暮らしています。
彼女には、とても大切な人がいます。
幼馴染の少年、ルカ。
5年前、迎えが来て、ルカは旅立ちます。
彼は、王の庶子で、彼の他の係累は絶えてしまっていました。
王都に行ったほうが幸せになるだろうと、
セツは彼を送り出し、5年。
国を立て直した王子が、ついに即位するとのこと。
遠くからでも彼の幸せな姿を見ようと、王都に向かったセツ。
けれど、王座にいたのは、ルカでない見知らぬ少年でした・・・。

謎の少年は、ルカの友人で、
刺客に襲われて行方不明のルカのため、
彼がかえってくるまで王座を守っているとわかります・・・。


この物語が興味深いのが。
ルカを熱愛する(笑)セツと陛下(名前はラストまででてこない)。
二人はルカを探しますし、
話題は常にルカのこと。
けれど、ルカは。

なんと最終話まで出てこない!(笑)

読み手は。
二人の話からルカ像を想像するしかありません。

作品として、同印象なのが、
那須雪絵の『嵐ヶ原』ですが、
『緋色の椅子』は、もっともっと希望があります。
『嵐ヶ原』は、世に出るのが早かった気がします。


そうして。全3巻を抱え込んだ私は。
レジに向かう途中、新刊にも気付き。
『スキップビート!』10巻とか、『ボクを包む月の光ーぼく地球・次世代編』とか
買い込んで。
でも、1番最初に読んだのは。
『キャリアこぎつねきんのもり』2巻(石井まゆみ・集英社)
って、どういうことよ、自分?(苦笑)


2005/06/20

何故か。
連日、3時間睡眠な日々が続いています。
気がつけば、明け方。
・・・気がつくまで、
一体毎日何をしているのか、自分でも謎。
ああ、今日は。
何本か追加でコピック買ってきたので、
お絵かきしてたんだったわ。

そうそう。
三菱UNIの「Signo」という極細ペン。
買うとおまけでノートがもらえます。
縦5cm、横3・8cm、厚さ0・4cmのミニノート。
SDなら手のひらサイズだけど。
ノート欲しさに5色ほど買いました(苦笑)
でも、0・18mm。すごいですよ。


2005/06/22 2:13

おでかけ準備もして。
いつものお休みより早く起きられて。

「これはもう、神戸に行くわよ」

と、意気込んだ休日。
またしても・・・。神戸は遠いわ(遠い目)


「朝から弘法さんに行ってくれてもよかったのに」

「あんな危険なとこに!?」

「危険って・・・」

「そりゃ、散財の危険よ。
最近、古着もすっかり値上がりしちゃってさ・・・」

「でも、結局、散財して帰ってきてたじゃん」

「ふふふふふ。
今日も・・・暑かったわねえ」

「ごまかさないでよ〜っ!」


いや、ほんと、暑かったです。
そして、家を出た私は。

「神戸行く前に手芸屋さんで山道テープを買ってからいきましょう」

なぜか、高瀬の職場のあたりでは、
ありふれてるはずの山道テープ(リックラックテープとも言う)が、
扱ってなかったのです。
せいらの洋服作りの妄想で、ぜひとも使ってみたい材料でした。

で。
手芸屋さんに入って。


出られなくなりました(爆)

季節柄、浴衣用になりそうな生地が、そりゃあ豊富で。
思わず真剣に掘り返して吟味してたら、
神戸行く時間が「行くだけなら行けるけど、向こうで何も見れない」時間に。
諦めて、本腰いれて堪能しました。

で、以前から欲しいと思ってたえみる用の浴衣生地をGET。
こどもっぽい柄で、水色系で、なおかつ可愛く、でも男の子な柄。

案外、なかったんです。
よかった、よかった。
なぜか、せいら用までGETしてたりしますが(苦笑)

薔子用に「いいな」と思うものもあったのですが。
薔子さんは。
浴衣用生地のストックをもういくつもお持ちで(汗)
今回は自粛です。

さて、今日は本当に暑くて。
・・・ということは、帰宅しても暑いだけで。
私は、長居のできる喫茶店に腰を据えることにしました。
カバンの中には、いつもの裁縫セットは入ってなかったけど。
ペンとはさみと定規はあるし、
今日買ったものの中には、
針と糸、そして生地があります・・・。

私は、おもむろに、買ったばかりの生地で、
せいらとえみるの浴衣に着手したのでございます・・・。

今回、せいらとえみるの浴衣は、
2枚同時進行にいたしまして。
帰宅後もせっせと作業を続けた結果、
2枚とも8割方できてしまったのでございます。
ちっこいのは早いのう。

そんな、有意義なんだか、どうだかよく判らない休日でございました・・・。

「・・・なんか。納得いかない」


2005/06/23 5:02

ゆうべ、ちびーずの浴衣をがんばりすぎたので、
眠くてなりません。
今日には完成の予定だったんだけどなー。
で、
薔子の紫陽花着物に着手するつもりだったんだけどなー・・・。
予定って、ほんと未定・・・(汗)


2005/06/25 3:47




無理矢理、ちびーずの浴衣を完成させました。
(撮影は6月30日)
ぜいぜい。
袖丈以外は同サイズで作ったのですが、
リケと幼天使では微妙にサイズが違うのですね。
そのへんは、揚げで調節したわけですが。
えみる。
細いよオマエ・・・。
手も短いよ・・・。
幼天使用は、今後サイズを変えた方がいいかもです。

さて、揚げで苦労はしたものの、
インド綿で三尺の帯も作って。
せいらには、髪のリボンも作って。
着せたふたりの愛らしいこと!!!

ただ。
足元が靴なのが難点です(苦笑)

せいら用の下駄は、なんとか入手できたのですが、
えみる用がありません。
Mythで手に入ったら嬉しいんだけど。
だれか、作ってください・・・(真剣)


2005/06/26 2:11

風邪だかなんだかで不調だし、
だらだら小説読んでたら1日終わってしまいました。
ますますモローは遠くなりけり・・・(滝汗)
そして、
薔子の着物も浴衣も・・・(汗)


2005/06/27 4:05

どうやら、ちびっこ用のボークスの「雨の日セット」、
わりとデキがよさそうなので、
仕事も早く終わったので、大阪SRに電話してみる。

「すみません、昨日発売のちびドレスの雨の日セットのピンク、
まだ在庫ありますかー?」

あるらしいので、新しい大阪SRに始めて行ってみることにして。
まだ、全部がオープンしてないこともあるけど、
印象としては、1フロアの面積は広くなってるけど、
雰囲気は全然変わらないなー
と、いうのが感想です。
途中で方向の変わるエスカレーターはどうにかして欲しいものだけど。

でもまあ、他のフロアはどうでもいい。
問題は天使のすみかよね。

正直に言って。
商品が、ない。
特に、SDのものが。
メインじゃないの?

そして、ペルソナーレの新作の、あまりの・・・に、
私は、薔子への土産を断念せざるをえなかった。
なによ、あの微妙な服は・・・。
前回ドルパの先行販売品を再販してくれてた方が、私は嬉しかったよ。
あの黒のドレスは欲しかったし、
眼鏡も欲しかったしさ。

雨の日セット、余裕でありました。
ミニっ子のには傘が付いてるのね。
でも。
レインコートも長靴も。
どんなにかわいくできていても。
うちのあきらな義広が、ひよこ柄のアレが似合うかというと・・・(汗)
おまけに、鈴子も義広もネコだから、
雨の日は、眠り続けていて、
外出なんかしないし。

・・・とか理屈こねて(?)
雨の日セットは、ちびーず用だけGETです。
テディベア用のレインコートがあるので、
最初、買うつもりはなかったのね。
でも。
問題は長靴。
長靴は、さすがに海外通販だろうと、手作りだろうと無理です。

ただ。
今年は空梅雨だから、
出番があるかどうかは、謎なアイテムでありました。
あー。ちょっとくらい降らんかい。


2005/06/28 3:35

「・・・なんか、また増えてんだけど?」

「あら。気にしちゃいけないわ♪」

「あずみさん、このシリーズ、かわいいねえ!」

「でしょ、でしょ?」

「あたしのサイズだったら、もっといいのに」


「そうなんだけどねー」

「(ふたりは気付いてない。
これが、1/3サイズだったら、どれほど嵩張って、
どれほど置き場所に困るかなんてな)」


ああ。私はリーメントを愛する。
先日に引き続き、箱買いで食玩を購入。
しかも、2種類・・・(汗)

これでも、箱買いにするか、バラ売りで好きなものだけ集めるか、
10日ほど悩んだんだけど、
サンプルをじっくり見たら、どれもこれも可愛かったので・・・。

今回購入したのは、
『ナタリーちゃんのフレンチ雑貨』と『和жSWEETS』。
2種類並べると、笑えるほどミスマッチ(苦笑)
でも、どっちの世界も好きなんだから、しょうがないよね・・・。


ようやく。本当にようやく。
薔子の夏着物に着手することにして。
もう、すっぱり、紫陽花は諦めて。
去年の祇園祭の時に入手した絽の着物。
配色が、高瀬好みの、
つまり、とっても派手なもので。
これをとっとと縫って、
Mythと祇園祭で活用しよう・・・という腹である。

「・・・それって。
予定より、枚数減ってるじゃないっ!」


えーと(汗)
これ縫ったら、せいらの絽の着物縫って、
薔子の黒主山浴衣を祇園祭までに間に合わせるつもりだから。

「黒主山の浴衣って、オレの分も作れるとか、
去年言ってなかったか?」


「分量はね。
ただ、時間が間に合うかが問題で。
たぶん、義高のは間に合わないだろうから、
来年ということで(笑)」

「・・・一体、何年計画なんだよ(ため息)」


いつか、必ず作るさ♪

しかし。
薔子の着物は久々な上、裾と胸元に柄を出そうと、
アタマを悩ませてます。
Mythまで、あと・・・
あと・・・。
とりあえず、いつものことですが、
最後まであがいてみようと思います。


2005/06/30 23:33

それは、昨日(29日)のお昼のことです。

「いいかい。私が出てくるまで、
決してこの扉を開いてはなりません」

「?はーい」

「・・・どうせ、ろくでもないことなんだろ?
とっとと行けば?」


こうして、あずみさんは、お部屋に篭ってしまいました。
中からは時折、音楽と鼻歌が聞こえます。

「何してるのかしら?」


「知らないけど、きっと知らない方が幸せだと思うぞ」

時間はどんどん過ぎていきます。
あずみさんは、ちっとも出てきません。

(「さっき、夕飯喰いに出てきてたぞ」)

ついに、日付もかわりました。

その頃、あずみさんのお母さんが、水無月(お菓子ね)を食べに来るよう、
言ってるのが聞こえました。
あたしは、あずみさんに教えてあげようと、
約束を忘れて扉を・・・。

「あずみさーん、
水無月食べにいらっしゃいって!」


「見〜た〜な〜っ」

「きゃーーーーっ」



「なんだよ、うるさいな。
・・・・・・。
あずみさん、何してんだよ、そんな格好で(汗)」


そこには。
イスの上で正座(これはわりといつものこと)して。
イスの下では蚊取り線香をくゆらせて。
綿の長袖パジャマ上下を着て、
アタマと首にタオルを巻いて、
髪の毛をとにかくアップにしてとめまくってる、
あずみさんの姿がありました・・・。

「何で?何なの???」


「薔子の、Myth用の着物を縫うのに自主カンヅメしてるのよ」

「その格好は・・・(汗)」


「あずみさん、おうちでパジャマでいること多いけど、
どうして長袖なの?長いパンツなの?
暑いでしょう?」


「うちの部屋は。
天然冷暖房しかないのよね。
で、暑いのよ」

「だったら、半袖とか、ノースリーブの方が涼しいでしょう?」

「それはね、薔子。
空調のきくお部屋だったらいいんだけど、
ここまで暑いと汗がすごいのよ」

「なんか、わかってきたぞ。
その異様なタオル共々、汗を吸うようにだな」


「その通り!」

「で、作業はどうなんだ?」

「劣悪な環境の中にしては、なかなか順調よ」

「それは嬉しいけど。
その姿は見たくなかったかも・・・(汗)」


「だから、開けるなって言っといたでしょうに」


汗取り・・・もあるけど、
肌を露出してると、イスとかにひっつくから暑いってのもあるのね。
本当に暑くって、
あとリストバンドも欲しいくらい、汗が流れていきます。

「脱水症にはなるなよ・・・」

「大丈夫!水分補給はばっちり!」

「うわっ、お茶のペットボトル死体・・・じゃなくて、空き容器ごろごろ」

「こっちには、空になったミルクのパックに、
使い終わったティーパックの山よ」


「余計、汗かくんじゃねー?」


明け方。
あたしのお着物は、なんと完成したらしいです。
とっても嬉しい。
でも。
文字通り、あずみさんの汗の結晶なのよね・・・。
あと。



「蚊取り線香、炊き込んだみたいになってるかも(苦笑)」

「それ着てる薔子抱いてたら、蚊にさされねーんじゃないか?」



・・・ちょっと嫌だと思ってしまったなんて、
1日でお着物作ってくれたあずみさんに、
とっても言えないんだけど・・・。



我ながら、脅威の集中力でした(笑)

休日だったので、一応出かけるかもしれないので、
10時(休みの日の高瀬にしちゃ早い)時間に起きだして。
窓の外を見ると、暗い。

「こりゃあ、雨降るな。外出やめ!」

と、2度寝して(苦笑)
お昼過ぎに起き出して、薔子の着物作りを決意。
柄のとり方を考慮して、1から始めました。
完成したのは、明け方の4時頃。

ただ。
あんなに悩んだのに。
柄が出てなくて、細工するはめになって。
それは、30日に持ち越しとなりましたが、
単衣とは言え、過去最短記録かもしれません。
モチベーションって、大事だね(苦笑)

さて。薔子の帯がないんですけど?(汗)


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