義高〜『神の一手』への遠い道〜
薔子と蜜月を過ごすうちに、つい野望が生まれてきました。
今更隠すまでもないのですが、
ここ数年来私を夢中にしている某少年漫画のキャラがおりまして。
(直接表記はしてませんが、キーワードはあちこちに散りばめてますので、
判る人だけわかって下さい。結構露骨ですが。笑)
もう好きで好きで。
「彼をSDでつくれないだろうか?」
そんな野望でした。
以前に、リカちゃんのいとこに好きなアーティストに扮させてみたことも。
好きなものは別のものでも一緒に楽しみたいタイプのようです。
野望が生まれた2001年の秋には、まだ少年SDは誕生しておらず、
一部の方たちは胸を削ったりされていたようですが
不器用な私にそんな事できるはずもなく・・・
ただひたすら少年ボディの発売を夢見ていたのでした。
さて、そうこうしている間にSDは進化し、加速していきました。
ついに初のSD少年「リヒト」の発表です!
しかし、2001年末のドルパは休みが取れず参加できませんでした。
もっとも、彼は上品すぎてイメージがあわなかったのですが。
2002年春、一気に少年達がデビュー!
その幾人もの中で、「カスタマイズするならこいつしかいない!」
という子がいました。
SD凌です。
もっとも。SDは高価ですから、購入は迷いました。
限定品ではなかったので時間はありましたし。
2002年6月以降、「大阪天使のすみか」に
足繁く通うようになりましたが、常に凌が気になっていました。
ついに我慢ができなくなって6月末に予約!
その際M川店長に
「どうしても○○(キャラの名。ちゃんと元キャラご存知でしたし・・・)の
誕生日に合わせたいんで、それまでに入荷をお願いします!」
と頼み込みました。
そう、誕生日に合わせるというタイムリミットがあったのです・・・
誕生日は8月12日です。
名前は、そのキャラから直接もらいました。
義高です。
意味づけるならば、
「義に厚く、志高く」でしょうか。
いい名前じゃないか(笑)。
しかし。7月も中旬が過ぎ、下旬になっても、凌は未入荷。
何度問い合わせたことでしょう。
だんだん焦りも生まれます。
彼のお迎え準備(服や小物を用意する。野郎の裸なんぞ見たくねーし)
だけが着々とすすんでいきましたが、
本人が不在では出来ないこともあり・・・。
また、7月末から8月初頭にかけては、
仕事の都合上休みも少なく、
「このままでは8月12日に間に合わない・・・」
それどころか、参加を約束した
「櫻子ちゃんの『お迎えセレモニー』に間に合わない・・・」
それは、8月9日のことです。
久々の休日、帰郷してきた友人と出かける予定の日。
支度を終えて家を出ようとしていた私のもとに1枚のFAXがっ!
M川店長より
「なんとか8月12日に間に合いました」
というコメントが!
うるさくてごめんなさい。でもありがとうございます!
その日、友人に会って開口一番
「一緒に義高を迎えに行かない?」
その友人は非SD者ですがSDに好意的で、すでに薔子も紹介済。
その日も薔子同伴でしたし。
さらに、彼女も義高のモデルのファンで
義高を迎える話もしていたので、話はすぐまとまりました。
行くぞ、大阪天すみ!
薔子同伴だったためふたりの顔合わせは、大阪天すみでした(笑)
お互い、興味津々というカンジでしたね。
(そうして、SDふたり、抱えて帰ったさ。
ついでに、シューズブティックで新作ざくざくGET
したんで、重いは、嵩張るは・・・)
さっそく、瞳を替えます。ブラウンの20mm。
ウィッグはナチュラルブラックのショート。
簡単にメイクは済ませたものの、
予想以上に髪型に悪戦苦闘。
2次元の特殊なヘアスタイルを3次元で表現するのが
これほど困難だとは・・・!
毎晩、毎晩。
ハサミを入れ、部分的に増毛し・・・
ワックスやらムースやらボンドにミストと手を替え品を替え・・・。
そのかたわら、「お迎えセレモニー」参列用の二人の準備も必要です。
やっぱり、正装でしょう。
薔子には夏絽の小紋振袖を用意していましたが、
長じゅばんがまだでしたし、
薔子がお振袖なのに義高がカジュアルな普段着というわけにも・・・。
黒の紗の着流しと抹茶色に染めた絽の長じゅばんを用意しました。
前夜ギリギリまでかかりましたが・・・。
民芸店でたまたま本格仕様の下駄も手に入りましたし、足袋も染めたし
(市松人形用の尺二を使ってますが男物の黒はなかったの・・・)。
いざ、義高出陣です!
何とか、八雲さんちの晶くんとも対面し、
(いきなり「大きくなったなぁ楽平!」だもんなぁ。笑)
櫻子ちゃんのセレモニーにも参列させていただきました。
しかし、私は満足していません。
私の愛する○○に似てなーいっ!
雰囲気は出せてると思うものの・・・。
それに、ののヘッドの薔子に比べると顔小さいし、幼いし
(義高は薔子よりひとつ上の15才の設定だし)・・・。
本来、「野郎には金をかけない」がモットーなのですが、
我慢できずにF−15を購入。
埋めたり削ったり。目も18mmにしたり。
そしたら。
「おまえなんか15歳じゃなーいっ!」
ってツラになりました。しくしく。
義高2号です。
技の1号、力の2号共に完敗・・・。
懲りずに別のフェイスを検討することに。
悩みに悩んでF−04購入。
削って削って、できた顔は
「ひらぺったい・・・」
義高3号もどうやら失敗の模様。
2号3号よりオリジナルな1号の方が断然上です。
1号はメイクのみのカスタマイズです。
少なくとも凌ヘッドは可愛いのでいじりたくなかったんです。
まだ、愛しのキャラを諦め切れない私は再び
F−15の再カスタマイズに挑戦しました。
造作としてF−15が一番有望でしたし。
義高2号改です。
この改造は2002年10月現在まだ完了してません。
一体、いつになったら愛しいキャラそのものの
義高に会えるのでしょう?
カスタマイズな日々は当分続きそうです・・・。
(なお、義高の変転は「写真の森」参照のこと。)
おまけ☆
院生研修風景
RUANさまが、合成してくださいましたー!!!
階段を登ってくるのは・・・!?
「義高変転記録」をみる
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