SDオーナーへの希望


(これは高瀬の独断の希望です。
ご不快になられたら申し訳ありません・・・)

SDをお迎えされた方がSDオーナー。
それは当然なのですが、
できればオーナーになっていただきたい方はこんな方です。

(1)18歳以上の方。

自分がSDを所持していて感じること、
それは癒しです。
もちろん、年齢問わず癒されたいのは皆同じです。
あえて、年齢を限ったのには理由があります。

SDに限らず、人形というものは、
所有者の存在を無条件に肯定します。
それは、疲れた時などに、とても安心をくれるものですが、
できれば、人形だけに逃げないで欲しい・・・と思うのです。

もちろん、コレクションとしてのお迎えもあるとは思いますが、
それ以外に、SDが特別な存在である方、
特別な存在になりそうな方の場合、
人形優先ではなく、人間優先であって欲しいのです。

人と人との関係は、時に悲しいこと、苦しいこともありますが、
自分の頭の中だけで完結してしまうのとは違い、
他人とのコミュニケーションでしか得られないものがあります。
せっかくの可能性です。
あまり早くから、自分を否定しない世界だけにのめり込むことは、
とてももったいない。
有る程度、人間関係を成熟もしくは満喫した方であれば
両立も可能かと思います。

とりあえず、友人や恋人との日々を大切にして欲しい。
10代の友情はかけがえがない財産になると思うからです。


(2)自己収入のある方。

お迎えするにも、そしてお迎えしてからもお金がかかる・・・
それがSDです。

「うちはお金かけないから」
という方で、衣裳を自作などされていても。
やはり材料費はかかるわけです。
自分の古着を再利用するのにだって、
まったくお金がかからないわけにはいかないでしょう。
細かい出費は必ずあるはずです。

ましてや、よそさまのお嬢様方が華やかに装う姿を見れば。
「うちも・・・」と思うこともあるでしょう。
その感情は自然なことだと思います。

平たく言ってしまえば、
「親がかり」をしてほしくないのです。

(この場合、主婦業の方は含みません。
固定給こそないですが、主婦業はとてもハードなものですから。
家事の才能のない高瀬は、主婦の方たちを尊敬しておりますです・・・。
とは言え、家計に響かない程度に。
お迎えはできれば相談してからが吉と思います)

1と矛盾はありますが、ご自分のお小遣いを貯めて買った、
そのためにバイトした・・・
場合は、18歳以下の方でも暖かく見守れるのですが。

このご時世ですから、就職等、大変であるでしょう。
でも、職を選ばなければ、バイトを見つけることはできるはずです。
SDが愛し子であるならば、
その育成はあくまで自己責任であって欲しい。
そこには、犠牲がつきものです。
何かを引き換えにせずとも、お迎えも育成もできる方もおられるかもですし、
創作人形や市松人形に比べますと、
SDはまだ安価な存在ではあります。
しかし、ごく普通の人にとって、5万からする人形が高価な買い物でないはずもなく。
大の大人でも苦心してでも手に入れる・・・
そんな存在なのです。

苦心して算段して。
手に入れたSDは格別に可愛いかと思います。
その子にまた、苦心して手に入れたり、自作した衣裳を纏わせる喜び・・・。
これはもう、格別だと思います。

一月に靴1足とか。
そんなレベルでもいいでしょう。
あなたからのかけがいのない贈り物を喜ばないSDはいないと思います。
贅沢することだけが、SDへの愛情だとは思えません。
(可愛くてならなくて、散財するのは勝手)
愛する愛し子のためにも、甲斐性ある大人になろうね・・・。

愛し愛されるオーナーであり続けるため、
みんなでがんばって稼ぎましょう。
そのうち、景気だって向上するかもですし???



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